2007年06月25日
戦前の精神教育【国体の本義】 「一.肇国」 7)天壌無窮
戦前の思想・精神教育を学んでみよう。
いわゆる皇民教育、現人神思想という戦後葬られた日本的精神教育の根幹がここにある。
戦前の日本では「修身」という教科があったようである。
「修身」とは、“身を正しくおさめて、立派な行いをするように努めること”を意味する。
「国体の本義」は、昭和12年に文部省から発行された教科書。
(。-`ω-) 「修身」の復活を願う
ここでは、古代から連綿と続く日本の形は、未来永劫色あせないと説いております。
【国体の本義】
第一 大日本帝国
「一.肇国」
7)国体明徴・天壌無窮
ここに天皇の御本質を明らかにし、我が国体を一層明徴(めいちょう)にするために、神勅(しんちょく)の中にうかがわれる天壌無窮(てんじょうむきゅう)・万世一系(ばんせいいっけい)の皇位・三種の神器等についてその意義を闡明(せんめい)しなければならぬ。
天壌無窮とは天地と共に窮りないことである。惟(おも)うに、無窮ということを単に時間的連続に於いてのみ考えるのは、未だその意味を尽くしたものではない。普通、連続とか無限とかいう言葉は、単なる時間的連続に於ける永久性を意味しているのであるが、所謂天壌無窮は、さらに一層深い意義をもっている。即ち永遠をあらわすと同時に現在を意味している。現御神(あきつみかみ)にまします天皇の大御心(おおみこころ)・大御業の中には皇祖皇宗の御心が拝せられ、又この中に我が国の無限の将来が生きている。我が皇位が天壌無窮であるという意味は、実に過去も未来も今に於て一になり、我が国が永遠の生命を有し、無窮に発展することである。我が歴史は永遠の今の展開であり、我が歴史の根柢(こんてい)にはいつも永遠の今が流れている。
「教育に関する勅語」に「天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」と仰せられるあるが、これは臣民各々が、皇祖皇宗の御遺訓を紹述し給う天皇に奉仕し、大御心を奉戴(ほうさい)し、よくその道を行ずるところに実現せられる。これによって君民体を一にして無窮に生成発展し、皇位は弥々(いやいや)栄え給うのである。まことに天壌無窮の神勅である。
※国体明徴・・・国のあり方を明らかにすること。
※神勅・・・神のお告げ。天照大神が瓊瓊杵尊を葦原中国に降す際に神宝とともに授けた言葉。
※天壌無窮・・・天地とともに永遠に続くこと。
※万世一系・・・永久に同一の系統の続くこと。
※三種の神器・・・歴代の天皇が皇位のしるしとして受け継いだという三つの宝物。
※闡明・・・明瞭でなかった道理や意義を明らかにすること。
※惟うに・・・考えてみるに。推察すると。
※現御神(=現人神)・・・天皇の称。この世に人間の姿をして現れた神の意。
※大御心・・・天皇の心。
※皇祖皇宗・・・天皇の始祖と当代に至るまでの歴代の天皇。
※「教育に関する勅語」・・・明治23年、明治天皇の名のもとに発せられた詔。教育の根本を皇祖皇宗の遺訓に求め、忠孝の徳を国民教育の中心に据えた。昭和23年、国会でその失効および排除を決議した。
※紹述・・・先人の業を受け継いで、それに従って行うこと。
※奉戴・・・つつしんでいただくこと。貴人を上にいただくこと。
※弥栄え・・・ますます栄えること。
※給う(=賜う)・・・〔謙譲語〕いただく。頂戴する。〔尊敬語〕お与えになる。くださる。なさる。
≪参考文献≫
昭和史探索 4―一九二六-四五 (4)
※このブログ記事の目次
・【国体の本義】 「一.肇国」 1)はじめに
・【国体の本義】 「一.肇国」 2)天地開闢
・【国体の本義】 「一.肇国」 3)修正固成
・【国体の本義】 「一.肇国」 4)天照大神
・【国体の本義】 「一.肇国」 5)皇孫降臨
・【国体の本義】 「一.肇国」 6)肇国の大義
・【国体の本義】 「一.肇国」 7)天壌無窮
・【国体の本義】 「一.肇国」 8)万世一系
・【国体の本義】 「一.肇国」 9)三種の神器
いわゆる皇民教育、現人神思想という戦後葬られた日本的精神教育の根幹がここにある。
戦前の日本では「修身」という教科があったようである。
「修身」とは、“身を正しくおさめて、立派な行いをするように努めること”を意味する。
「国体の本義」は、昭和12年に文部省から発行された教科書。
(。-`ω-) 「修身」の復活を願う
ここでは、古代から連綿と続く日本の形は、未来永劫色あせないと説いております。
【国体の本義】
第一 大日本帝国
「一.肇国」
7)国体明徴・天壌無窮
ここに天皇の御本質を明らかにし、我が国体を一層明徴(めいちょう)にするために、神勅(しんちょく)の中にうかがわれる天壌無窮(てんじょうむきゅう)・万世一系(ばんせいいっけい)の皇位・三種の神器等についてその意義を闡明(せんめい)しなければならぬ。
天壌無窮とは天地と共に窮りないことである。惟(おも)うに、無窮ということを単に時間的連続に於いてのみ考えるのは、未だその意味を尽くしたものではない。普通、連続とか無限とかいう言葉は、単なる時間的連続に於ける永久性を意味しているのであるが、所謂天壌無窮は、さらに一層深い意義をもっている。即ち永遠をあらわすと同時に現在を意味している。現御神(あきつみかみ)にまします天皇の大御心(おおみこころ)・大御業の中には皇祖皇宗の御心が拝せられ、又この中に我が国の無限の将来が生きている。我が皇位が天壌無窮であるという意味は、実に過去も未来も今に於て一になり、我が国が永遠の生命を有し、無窮に発展することである。我が歴史は永遠の今の展開であり、我が歴史の根柢(こんてい)にはいつも永遠の今が流れている。
「教育に関する勅語」に「天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」と仰せられるあるが、これは臣民各々が、皇祖皇宗の御遺訓を紹述し給う天皇に奉仕し、大御心を奉戴(ほうさい)し、よくその道を行ずるところに実現せられる。これによって君民体を一にして無窮に生成発展し、皇位は弥々(いやいや)栄え給うのである。まことに天壌無窮の神勅である。
※国体明徴・・・国のあり方を明らかにすること。
※神勅・・・神のお告げ。天照大神が瓊瓊杵尊を葦原中国に降す際に神宝とともに授けた言葉。
※天壌無窮・・・天地とともに永遠に続くこと。
※万世一系・・・永久に同一の系統の続くこと。
※三種の神器・・・歴代の天皇が皇位のしるしとして受け継いだという三つの宝物。
※闡明・・・明瞭でなかった道理や意義を明らかにすること。
※惟うに・・・考えてみるに。推察すると。
※現御神(=現人神)・・・天皇の称。この世に人間の姿をして現れた神の意。
※大御心・・・天皇の心。
※皇祖皇宗・・・天皇の始祖と当代に至るまでの歴代の天皇。
※「教育に関する勅語」・・・明治23年、明治天皇の名のもとに発せられた詔。教育の根本を皇祖皇宗の遺訓に求め、忠孝の徳を国民教育の中心に据えた。昭和23年、国会でその失効および排除を決議した。
※紹述・・・先人の業を受け継いで、それに従って行うこと。
※奉戴・・・つつしんでいただくこと。貴人を上にいただくこと。
※弥栄え・・・ますます栄えること。
※給う(=賜う)・・・〔謙譲語〕いただく。頂戴する。〔尊敬語〕お与えになる。くださる。なさる。
≪参考文献≫
昭和史探索 4―一九二六-四五 (4)
※このブログ記事の目次
・【国体の本義】 「一.肇国」 1)はじめに
・【国体の本義】 「一.肇国」 2)天地開闢
・【国体の本義】 「一.肇国」 3)修正固成
・【国体の本義】 「一.肇国」 4)天照大神
・【国体の本義】 「一.肇国」 5)皇孫降臨
・【国体の本義】 「一.肇国」 6)肇国の大義
・【国体の本義】 「一.肇国」 7)天壌無窮
・【国体の本義】 「一.肇国」 8)万世一系
・【国体の本義】 「一.肇国」 9)三種の神器